SPEARHEAD

先鋒を意味する「SPEARHEAD」と冠し
メッセンジャーバッグの再定義と今後のRESISTANTの方向性を担う
新コンセプトの第一弾。



これまでのRESISTANTの製品は、メッセンジャーが数年間使用しても壊れない事を基準として製品化してきました。
耐久性と耐水性を重視し過ぎると一般的な使用環境においては重くゴツ過ぎるといったネガティブ要素が増え、これに快適性や機能性を追加していくと更なる重量増加につながり背負っているだけで疲れてしまう過剰装備となります。
そこで、「快適性と機能性を備えつつ耐久性と軽量化の最適化を図る事」を新基軸とし、高次元でバランスの取れた装備へとシフトして行きます。

















快適性・機能性を追加した分、メインボディの生地を軽量化する事で重量増を最低限に留めています。
今まではボディ素材を1000デニールのコーデュラナイロンをメインに使用しておりましたが、その半分の500デニールのコーデュラナイロンを採用。
デニールとはメートルあたりの糸の重さ(太さ)の単位で、生地になった場合1000デニールに比べ500デニールの方が、きめ細かく薄く軽量なものとなります。
更にコーデュラナイロンは裏面にウレタンコーティングが施されていないタイプとコーティングの厚みが一層のタイプと二層のタイプがあり、RESISTANTで使用しているタイプは二層タイプ(もしくはミルスペック準拠品)の為、生地その物が高耐水仕様となっています。





今までジップに対しての耐久性が懸念されたので使用しておりませんでしたが、長期の耐久テストをしたところYKK製の止水ジップで5番以上の太さであれば、よほど酷使しない限りは問題ない事が分かったので、今後は適所に使用して行きます。






ベルクロも最も信頼性の高いYKK製(もしくはミルスペック準拠品)を使用。
とは言えベルクロのループ側(柔らかい側)はフック側(硬い側)に比べ寿命が短く粘着力が低下しやすいので、ループ側をフラップに配する事でリプレイスしやすい構造としています。
またループ側をフラップに配するメリットとして、荷物の出し入れ時に衣類袖口のリブやグローブへ干渉しない事も理由として挙げられます。










メッセンジャーバッグの損傷部位として最も寿命が短い部分が底部の四隅です。
この部分の耐久性向上に今まではシートベルトなどを重ねて補強する方向で対応していましたが、新たなアプローチとして四隅の角をスラッシュカットにして摩耗部分を点から線とする事で、摩耗部分を分散し往なす方向で耐久性を向上させています。






RESISTANTが好評を頂いているベルト部分(3重シートベルト製&真鍮バックル)をあえて変更してまで新たなベルトを採用する意味があるのか?葛藤がありましたが、従来のタイプは言わばプロ仕様であり、一般的な使用背景におけるベストを追及しました。




Swing Buckleを採用し、脇方向からスタビライザーハーネスと連結し三点支持で応力を分散する事で頸動脈への圧迫を軽減。付け根のパッド部はベンチレーション構造。



背面パッド
ベンチレーション効果はもとより背面パッド内部のベルクロによりベルトを取り外す事が可能。右肩掛け、左肩掛けどちらにも対応し、取り外して洗濯も可能。




2016.12現在、カラーはブラックとアルパイン(ホワイトマルチカム)で展開。

オンラインショップにて販売予定!

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