ULTIMATE prototype ver.3
プロトタイプもバージョン3となり、ようやく最終仕様と言える物が出来ました。
ネーミングを「究極」としてしまったが為、自らハードルを上げる事になってしまいデビューが遅れてしまいました。
開発のテーマも「いかなる状況にも対応可能なバックパック」という物だった事もその要因の一つです。
世間一般のバックパックのほとんどは防水性の事は考慮されておらず、メッセンジャーバッグブランドでもバックパックをラインナップしているところは意外と少数。
「タフな作りで沢山の荷物もガンガン積めて、尚且つ防水である事」そこまでの機能をバックパックに求める人は少ないでしょう。
それだけニッチな需要なのかもしれませんが、RESISTANTとしては技術の粋を結集して行きたいと考えています。
理由としては、ある程度の容量を確保する為にはバックパックの方が有効であり、機能の拡張性があるからです。
スイングタイプは素早い出し入れを繰り返すメッセンジャーにとっては究極の形ですが、一般のサイクリストがそこまでの頻度で荷物の出し入れはしないので、大容量が必要な場合バックパックの方がベストな選択と言えるでしょう。
バッグとしての対応力を上げるには荷室容量を増やせば事足りますが、普段使いの事を考えるとあまりに大きなバックパックは不格好です。
そこで、取り入れたのがミリタリーの世界では普及している「MOOLE SYSTEM」です。
MOLLEとは「Modular Lightweight Load-carrying Equipment」の略で、ウェビングテープを横に多数張り巡らせたバックパックやベストをベース(親)として、そのウェビングにポーチ等(子)を追加装着する事で、ベース(バックパック)は共通でありながら兵科や作戦内容によっての装備の変化に柔軟に対応するように考えられたシステムです。
25mm幅のウェビングが等間隔のピッチで縫い込まれている点はどのメーカーでも統一規格ゆえ、あらゆるメーカーが作ったオプション(子)でも取り付けられ自分自身の使いやすい形にカスタムする事が可能です。
またRESISTANT/ ULTIMATEはフック付きの金属製バックルを使ったハーネスを装備していますので、MOLLEのホールであればどこでも装着可能です。
このハーネスを駆使する事で普段使いに最適なバッグの大きさでありながら、いざという時にはダンボール、自転車のフレームなどバッグの容量を超えた荷物も運ぶ事が出来ます。
RESISTANT純正としては、今後スケートボードを括りつけるアタッチメントなど一般市場では入手出来ない機能を持つオプションは随時ラインナップを拡充して行きますが、ペットボトルのポーチなどは一般市場にて流通している物をご購入して頂く形をとりたいと考えています。
このprototype ver.3の仕様で正式販売開始します。
RESISTANTオリジナルワッペンが到着次第、オンラインショップにて先行販売予定!
入荷情報はメルマガ、ツイッターにて発信していますので、ご登録の上、お待ちください。
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