RESISTANTのルーツは自分達がメッセンジャー業務で使用するメッセンジャーバッグの修理を始めたところまで遡ります。


当時、海外から取り寄せたメッセンジャーバッグはベルトがすぐに摩耗してしまい、修理をしたくとも海外に送らなければならいので時間的にもコスト的にも現実的ではありませんでした。


日本製のメッセンジャーバッグが作りたい・・・というボンヤリとした夢みたいな物もありましたが、まずは「摩耗が進行して危機的な状態のベルトを交換したい！」という切羽詰まった現場的要求からヤフオクで工業用ミシンを購入した事が始まりです。

≪修理前≫メッセンジャーが6年間酷使した物（OLDSKOOL Up armored）

RESISTANTのベルトは耐摩耗性が高くメッセンジャーが業務で1年程度使用したくらいではビクともしませんが、さすがに6年も酷使するとこの様な状態まで摩耗が進行してしまいます。

≪修理後≫

ベルトを交換するついでにアウター部分にあった穴もジーンズを修理する時に使う「ミシン刺し」という手法で補修し、インナーは新品に交換しました。
外側は使い込んだ質感を保ちつつ実用上全く問題ないレベルまでリペア出来ました。

今回の物はリペアというよりレストアに近いですが、修理対応をしているかどうかは重要な事だと思います。
RESISTANT製品は壊れない様に頑強に作っておりますが、壊れるまで使って頂いても修理が出来る限りは修理させて頂きますので、安心して酷使下さい。


直して使う事で更に愛着も深まります。

※RESISTANT製品以外の修理は承りかねます。